ギター合奏発表会 [クラシックギター]
第16回水戸ギターアンサンブル演奏会が11月30日に開催されました。
会場はひたちなか市文化会館小ホール 18時開演です。
本番は録音と撮影禁止ですので、これはリハーサルの様子になります。
写真はアンサンブルAの9名の方々です。
曲目は、I.アルベニス: カディス、アストゥリアス
後ろに大きく見えるのは反響板、生音が観客席へと響きます。
私はアンサンブルB、次回はAB総勢20名によるアンサンブルを計画中です。
裏方さんの準備があり、舞台袖裏からの撮影です。
中村先生とSさんによる二重奏
○F.カルリ ロンドニ長調
O氏独奏 譜面なしです。
○M.ポンセ エストレリータ、 F.タレガ ロシータ
独奏Nさん
○A.バリオス クリスマスの歌、ワルツ作品8-4
二重奏 先生とS氏
○F.メンデルスゾーン 無言歌集より「ベニスの舟歌」、「春の歌」
アンサンブルA
○J.S.バッハ 管弦楽組曲第2番
序曲、ロンド、サラバンド、ブーレ、ポロネーズ、メヌエット、バディネリ
アンサンブルBの演奏写真は残念ながらありません。
私の写真でご勘弁を...いらないか...エヘッ
休憩に入る前にアンサンブルBの演奏です。
タキシードを新調なされた方もいて、襟の立ったドレスシャツに蝶ネクタイ お似合いです。
調弦にも苦労しました。
舞台は照明で室温が高くなるので、弦の音が高くなってしまいます。
特に2番弦・3番弦のハイポジションの狂いが目立ちます。
控室にギターを置くのではなく、舞台袖裏へ置いておきます。
3番線はチタニューム弦ですが、それでも調弦は12フレットに音を合わせました。
演奏曲目は
○F.ヘンデル サラバンド、モデラート
サラバンドはゆっくりなので、リズムが狂わないよう消音もリズムを取り合わせます。
モデラートは出だしを元気よく弾くので、ブリッジ寄りで演奏します。
第2演奏からは逆に柔らかい音なのでサウンドホールから指板寄りで演奏します。
この音色の違いがポイントになります。
○M.ルグラン 風のささやき
有名な曲ですね。
ささやきなのでゆっくり目に弾きます。
○A.ビジョルド エルチョクロ
エルチョクロはアルゼンチンタンゴ、メロディーは同じ音を2回づつ弾くよう構成されています。
風のささやきも同じですが平坦に弾いています。
エルチョクロはアクセントの位置が違うので、弾き方の違いで別な曲になってしまいます。
最終曲のエルチョクロを弾き終わった時、会場にシーンという音が聴こえました。
皆さんも聴こえたのではないでしょうか。
感動の瞬間です。
打ち上げは会場に隣接しているスィングにて、コーヒーと雑談、9時を過ぎてのお開きです。