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里芋のセレベスの保存 [家庭菜園]

これはあらかじめ茎を切っておいた里芋のセレベスです。
年内に食べ切ってしまうのであれば、この状態で土を厚く覆っておけば腐ることなく大丈夫です。今回は来シーズンの種イモにしようと深く穴を掘り、埋めて保存しました。
セレベスは大吉や赤芽大吉とも呼ばれる里芋です。

インドネシアのセレベス島(現スラウェシ島)から伝来し、それが名前の由来になっています。
セレベスは里芋の中では収穫時期が遅い品種で11月から12月にかけて収穫時期になります。
芽が赤系の「赤芽」の仲間に分類され、皮肌が少し赤くなるのが特徴です。
また、子芋だけでなく親芋も食べられる親子兼用種です。

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掘り上げて食べてみるとホクホク感ばかりでなくシットリ感も味わえます。
イモが大きいのでこのように食べるまでに加工するのが実に簡単です。小型包丁で根っ子を取り除き、包丁の峰でヌルヌルした皮をそり落とします。あとは水洗いして完了です。この状態で料理番へと渡します。
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セレベスは八つ頭と同じく赤茎なのでイモガラを作ることができます。
素手で皮を剥くと手と爪が真っ黒になり、洗ってもなかなか落ちません。こういう時に薄く伸びる手袋をはめて作業をするととても便利です。針金ハンガーに刺して吊るして乾燥させます。そんなに食べませんからこんなもので十分です。
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もうすでに3回ほど掘って食べています。ケンチン汁や蕎麦すいとんにすると実に美味いもんですよ。
来年は種苗店から種イモを買わなくて済むように地中深く穴を掘り保存します。
これで80Cmぐらいの深さの穴でしょうか、親子イモ共そっくり逆さまに埋めてしまいます。
どこに埋めたか分かるよう目印の支柱を刺し、あとは山盛りの土で覆います。
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使い古しの銀マットを被せて雨水から守ります。
来春の植え付けまではこのままの状態です。ある程度は腐ってしまうでしょうね。
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本日の収穫

レタサイという小ぶりな夏に強いハクサイ1株
何という虫でしょうね。1mmもない黒く小さな丸い虫です。ところどころに齧られた跡があります。
無農薬栽培ですからね。
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"もって菊"という食用菊、かなり収穫して三杯酢やお浸しにして食べています。
もうそろそろ終わりなので、三杯酢にしてから冷凍しお正月に食べることにします。
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ベターリッチというニンジン、色が鮮やかです。
実は畝の半分の発芽が芳しくなく2度蒔きしたニンジンなのです。原因は分かりません。
そこそこ食べられるくらいの大きさに育ちましたよ。
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コメント 3

sarusan

里芋はまだ畑に残してます、保存用の穴も用意したら残りはそのまま
畝で来年の植え付けまで1畝は残します。
by sarusan (2018-11-13 21:49) 

旅爺さん

里芋にもいろんな種類がありますね。
冬場の野菜も充分なようで嬉しいですね。
by 旅爺さん (2018-11-18 09:19) 

ぼんぼちぼちぼち

食用菊、お花を食べてるって気分からして楽しいでやすね。
あっしはもう何年も食べてないので来年あたりは食べたいでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2018-11-20 16:19) 

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