プログラムのない会：川鮎くんの雑記：So-netブログ

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プログラムのない会　[クラシックギター] [編集]

秋の長雨が続いています。
15日の日曜日はジヴェルニーサロン、ここでギターを弾いてきました。
別な日はプロを招いてのコンサートや愛好家の自由演奏会もあり、そちらは上級者がほとんどです。
私はいまいちなものだからこのサロンに参加し演奏しています。
日曜日の朝にぶらっと来て演奏して帰るのがジヴェルニーサロン、今回はプログラムのない会ということでしたが、数名を除いては曲名の連絡が事前にあったようです。
昔に帰って、部活の部室にいる感じで情報交換や今後の各種イベントの相談、準備、演奏、相互レビュー、
アドバイスなどが狙いです。
人前で演奏することは日頃の練習成果を発表する場です。ところで練習の成果とはいったい何だろう？

今回は最多の参加者です。聴くだけの方々も多数いましたね。
最後にはある方のウクレレ演奏で歌詞カードとパート別の譜面を渡され、歌ったり、ギターの伴奏もしましたよ。一人女性で上手い方がいましたね。昔コーラス部だったのかな？。あれ、歌声喫茶？
上質な音楽を少人数で奏であう会では？まあそう言わないで良しとしましょう。
このプログラムのない会の写真はほんの一部です。

プログラムのない会のプログラムです。
・グリーンスリーブス
・私のお父さん（J.プッチーニ）、ひまわり（H.マンシーニ）
・月光
・想い（山中芳郎）
・鉄道員
・フェア（ヨーク）
・カプリチオ（ヴァイス）、聖母の御子（カタロニア民謡）
・いとしのエリー、はじまりはいつも雨
・知りたくないの（H.バーネス）、太陽がいっぱい（ニノ.ロータ）
・愛の讃歌
・ワルツ（レイス）
・瀬戸の花嫁、シクラメンのかほり、知床旅情、さくら、荒城の月

S氏のサラバンド（ド・ヴィゼー）

A氏の悲しみの礼拝堂（ゴメス）
上記のS氏とA氏も水戸ギターアンサンブルのメンバーです。

M氏のエレジー（メルツ）、プレリュード（ポンセ）
M氏は上手いですよ。右指が巧く動かないので運指を替えて演奏しているそうです。
たまたま隣に座ったので演奏に挑む心掛けなどを話しましたよ。
緊張を解くには録音することも有効手段、本番での弾き直しは御法度、フレット違いや音外しでもそのままリズムを取りながら弾き続けます。互いに手に合った響きのよいギターが欲しいのだがなにしろ先立つものが．．．

私の演奏は間違いはしないものの練習の弾き込みが足りなくていまいちでした。
これでは満足のいく演奏はできないでしょうね。満足のいく演奏とはいったい何でしょう？
満足のいく演奏は誰しもができるものではありませんね。大方自己満足の世界です。
ところが練習の成果は出せるものと私は信じています。
練習で大方つまずけば本番では尚更つまずくものです。下手なりに良い演奏はできます。
演奏姿勢でしょうか。挨拶とチューナーは外し、終りは慌てないで丁寧に消音する。
自分では上手く弾けたと思っていても、実は聴き手はそう思っていないことが多いですね。
演奏技量と表現力の違いなんでしょうか。同じ曲でも弾き手によってまるで別な曲と聴こえることもあります。レッスンで先生から上手く弾こうと思っているでしょうと尋ねられたことがあります。練習では上手く弾く必要はないそうです。それがレッスンなんですね。あらためてフォームや右手の角度、爪の手入れや音量を確認します。音楽はいろいろな演奏を聴いて、全体の山を見ないと上達しないですね。
良い演奏に心がけます。

14日夜にアンサンブルの練習があり、今週の20日金曜日夜にも平日ですが練習があります。
28日はひたちなかギター合奏フェスティバルの発表会本番です。9組が演奏します。
2018年度の合奏曲の譜面も渡されました。事前に練習して下さいということでしょう。