新そばの常陸秋そば [催し物]
7日、常陸秋そばフェスティバル里山フェア2015へ新蕎麦を食べに出かけてきました。
常陸秋そばとは何かをご存知ですか。
早速調べてみました。(後述)
昨年から金砂郷地区の常陸秋そばフェスティバルと常陸太田地区の常陸太田秋まつりを
同時に開く催しになりました。
今年は11月7・8日に常陸太田市山吹公園で開催され、ここは駐車場が手狭なため、
私たちは常陸太田市市役所へ駐車、そこから無料シャトルバスが運行されています。
古くから茨城県県北地域で育てられてきた金砂郷地区在来種のそばをもとに、
茨城県農業試験場が昭和62年に品種登録をしました。
大粒なこともあり台風などの影響を強く受け、栽培の難しい品種としても知られています。
しかし、その風味は非常に優れ甘みや香りが抜群に良いことでも知られています。
常陸秋そば発祥の地の常陸太田市は特別な存在のようです。
午前10時から開催ですが早くから来客でいっぱいです。
9時30分ごろの様子になります。
早くも「そば夢サロン 梁山泊(栃木県)」には大行列です。
新そば食べ歩きコーナーは13店舗が出店、食べたのは4ブース、4種類のお蕎麦です。
まず、大江戸庵(土浦市)へ並びます。
10時開店なのか蕎麦打ちが間に合いません。蕎麦汁も複数人で味見をしていましたね。
挽きたて、打ちたて、茹でたての3たてが一番美味しいですね。
大江戸庵 待たされた分美味しく感じました。新ソバの風味が鼻に抜けます。
一昨日食べた息子からの土産、栃木県日光にある有名なお蕎麦屋さんの持ち帰り生ソバ。
あまりにも美味かったので今日はあまり期待をしていませんでした。
嬉しい誤算です。
行列だった梁山泊
八溝そばののぼりがあります。栃木県那須烏山にお店があるようです。
断トツに美味かった会津山都(やまと)蕎麦 蕎邑(きょうむら)
行列ができているお店には前評判と当日食べた「あそこが美味い」という口コミがあります。
かなり待たされましたがその価値は十分にありましたね。
お店は福島県喜多方市山都町にあります。
石臼で挽いた十割蕎麦、ほかのお店より100円高く、
高遠(たかとお)蕎麦というのもあって700円、これは辛み大根の絞り汁が付きます。
どこも同じなんでしょうが分業されています。
奥が石臼で挽いているところ。女性の方は練り担当、菊もみが難しいですね。
伸しはのし棒一本で行っています。これだけ大きな伸しはのし棒3本使う方もいます。
あとあとまで甘みと香りが残ります。
新ソバではなく熟成させた2・3年ものの蕎麦の実を使っているのかな?
かなり甘みを感じますね。
そうそう ネギは自由に増量できます。
粉屋さんがソバガキ作りの実演をしていました。
新ソバ粉100g、水110g
水をフライパンへ注ぎ、沸騰させてからソバ粉を入れます。
ここが普通の作り方と違いますね。
普通は粉に水を注ぎます。
火から離しヘラでフライパンの底を擦るように粉を伸ばします。
ダマにならないよう丁寧に擦ります。
伸ばし混ぜるとこんな感じになります。
形を整えて完成です。適当に切っていただきます。
熱いうちに塩でいただくのもよし、ワサビ醤油もいいですね。
ソバ出汁でも。
これを好みのけんちんソバすいとんにしても最高ですね。
早速、近所の粉屋さんから計り売り北海道産の新ソバ粉を買ってきます。(比較的安いので)
女房殿にソバすいとんを作ってもらいます。
おまけ
別なブースのソバ団子、甘味噌でいただくようです。
4人で焼かなくても、不慣れなんでしょう1人で十分ですね。
昨晩久し振りにおそばを食べましたが、新そばも食べたい物です。
by sarusan (2015-11-09 12:47)
辛味大根のしぼり汁を入れて食べて見たいです。なんか美味しそうです。
by こいこい (2015-11-09 15:23)
常陸だったかどうだか?爺も茨城へ新蕎麦食べに行った事があります。
今年は当地でもあちこちであるようです。
by 旅爺さん (2015-11-10 07:35)