トレモロ奏法の練習 [クラシックギター]
クラシックギターのトレモロ奏法で有名な曲は、「アルハンブラ宮殿の思い出」ですね。
「アランブラの思い出」とも言います。
ターララーラ ラーララー~から始まります。一度はお聴きになったのでは。
巨匠タルレガがスペインアンダルシア地方のアルハンブラ宮殿を訪れたときに作曲したと云われています。
でも、あまりクラシックギターのトレモロ奏法は見かけませんね。
フラメンコギターでは数多くあり、演奏の延長線上にさりげなく入っています。
昔、トレモロ奏法を自己流に練習し、中途半端で現在に至っています。
右手の弾き方は、P(親指)・a(薬指)・m(中指)・i(人差指)の順番に瞬時に弾き、
同一弦をamiの順に弾くため、マンドリンのような音になります。
粒を揃えるためにアポヤンド奏法で練習したことがあります。
どれほど効果があったのかは良く分かりません。
※アポヤンドは爪弾いた指を上側の弦に触れる奏法で、強く安定した音が得られます。
自己流のトレモロの練習方法になります。
1234(イチニイサンシイ)ではなく、12(イチニイ)です。
1(イ)はP、2(チニイ)にamiが続く感じになります。
イチニイイチニイイチニイ...早く
・弾いていて疲れないか
・早く弾く → ゆっくり弾く → 早く弾くを繰り返し、ゆっくり弾いても一音一音粒が揃っているか
・弱く → 強く → 弱く → 強く 強弱を付けて演奏、強く弾いても粒が揃っているか
・爪の手入れは大丈夫か等々
理屈はとにかく聴いていて心地よい演奏は難しいですね。
楽譜はラリアーネ祭という曲、録音してみました。
主題、変奏1、変奏2の構成ですが、変奏2がトレモロ奏法になっています。
あれれぇ~
強弱が付いていません。
高音域をもっと強く弾かないとメロディーがはっきりしませんね。
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